所蔵 金沢大学資料館
第四高等学校物理実験機器 モールス氏電信機
- 公開状況
- 常設展示なし
- 時代
- 導入 : 1878(明治11)年文部省交付
- 形態・種別
- 機器
- 地域
第四高等学校で使用されていた教育実験用機器の一つです。本資料は,モールス氏電信機(電信雛形)で,「電磁気学」の「電信」に関する教育に使用されていました。モールス(Samuel Finley Breese Morse)の書記式電信機の簡単なモデルです。電鍵と受信機と電池を結線すれば実験を行うことができます。これを2組で結線すれば,離れた場所の間での通信が行えました。明治天皇が1878(明治11)年に石川県中学師範学校に御幸した際に御覧に供されたのが本機器を使った実験でした。
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金沢城からの大学キャンパス移転に際して、前身校から伝わる貴重な資料を長く保存・利用するため、1989(平成元)年に設置されました。
美しい形状の物理実験機器や、100年前のキノコの姿を今も観察できるキノコムラージュ標本などかつての教材が、現代では見て楽しい博物資料となって当館に収蔵されています。
100年前の医学生の勤勉ぶりがわかる時間割表などの文書資料、キャンパス内で発掘された考古資料も数多く保管しています。
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TEL 076-264-5215 E-mail museum@adm.kanazawa-u.ac.jp