所蔵 羽咋市歴史民俗資料館
神子原遺跡出土 縄文土器
- 公開状況
- 展示中
- 時代
- 縄文時代
- 形態・種別
- 考古資料
- 地域
- 石川県羽咋市
羽咋市の縄文時代の遺跡は,18箇所みつかっています。碁石ヶ峰の中山間地域にある神子原遺跡では,山の暮らしがあり,山すそにあたる四柳町の四柳貝塚では,大量に積もったシジミ貝層のなかに鹿の骨もみられ,潟や山間地から自然の恵みを得て生活していたことがわかります。このほかにも,眉丈山丘陵の柳田シャコデ遺跡では,イノシシなどの動物を捕えるための多数の落とし穴も見つかっています。
羽咋の縄文人たちは,日本海・海岸砂丘・邑知潟・眉丈山・碁石ヶ峰などの自然とともに生活していました。これは現在の羽咋でも同じで,海や潟の漁師,山の猟師たちがいるように,私たちの生活の原風景が,はるか縄文時代にさかのぼることを教えてくれます。
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1983(昭和58)年に開館した、郷土資料館タイプの博物館です。羽咋市の歴史と文化を伝える資料(考古資料、歴史資料、民具資料など)を収集し、保存、調査研究、展示公開しています。1階の民具展示室では、羽咋の昔の暮らしの道具(民具資料)を解説しています。2階の歴史展示室では、国指定史跡吉崎次場遺跡と寺家遺跡を中心に、遺跡からの貴重な出土品を展示しているほか、古文書史料などの歴史資料も展示しています。勾玉づくりや火起こし体験などの古代体験講座やイベントも開催しています。気軽に立ち寄り、羽咋の歴史に触れてみてください。
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