所蔵 羽咋市歴史民俗資料館

滝3号墳出土品(羽咋市指定文化財)

公開状況
一部展示
時代
古墳時代
形態・種別
考古資料
地域
石川県羽咋市

古墳は,死者への悲しみや悼みの感情が表現された「お墓」の遺跡です。現代でも,時代,地域,宗派などによって,お葬式,使用する道具,お墓が異なるように,古墳もさまざまです。しかし,人の死を悲しむ気持ちは,時代を問わず同じであり,人間の強い感情のひとつです。だからこそ,古墳には,その時代と地域性が表れやすいのです。
古墳には,さまざまな副葬品が埋葬されます。滝3号墳では,横穴式石室のなかから,直刀・鈴杏葉・辻金具・器台・はそう・鉄鏃などの貴重な資料が多数出土しました。とくに鈴杏葉は,能登では唯一の出土例であり,被葬者の人物像を考えるヒントを教えてくれます。

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羽咋市歴史民俗資料館

1983(昭和58)年に開館した、郷土資料館タイプの博物館です。羽咋市の歴史と文化を伝える資料(考古資料、歴史資料、民具資料など)を収集し、保存、調査研究、展示公開しています。1階の民具展示室では、羽咋の昔の暮らしの道具(民具資料)を解説しています。2階の歴史展示室では、国指定史跡吉崎次場遺跡と寺家遺跡を中心に、遺跡からの貴重な出土品を展示しているほか、古文書史料などの歴史資料も展示しています。勾玉づくりや火起こし体験などの古代体験講座やイベントも開催しています。気軽に立ち寄り、羽咋の歴史に触れてみてください。

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