所蔵 羽咋市歴史民俗資料館

婚礼道具

公開状況
展示中
時代
昭和期
形態・種別
民俗資料
地域
石川県羽咋市

婚礼は,人生での大きな儀礼のひとつです。能登の婚礼では,嫁入りの時に,仏間に掛けられた色鮮やかな「花嫁のれん」をくぐって,嫁ぎ先の先祖に挨拶をする習慣があります。
豪華な金糸の刺繍で飾られた黒打掛は,「オカイドリ」といって,嫁が着用する婚礼の正装です。この他にも,手鏡,鏡台,櫛箱,盃,などの嫁入り道具を持参しました。現在では,婚礼衣装はレンタルになり,嫁入り道具も,ほとんど見られなくなりました。これらの嫁入り道具を揃えることは,非常に高額な費用がかかるものですが,婚礼を祝う親の気持ちが伝わってきます。

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羽咋市歴史民俗資料館

1983(昭和58)年に開館した、郷土資料館タイプの博物館です。羽咋市の歴史と文化を伝える資料(考古資料、歴史資料、民具資料など)を収集し、保存、調査研究、展示公開しています。1階の民具展示室では、羽咋の昔の暮らしの道具(民具資料)を解説しています。2階の歴史展示室では、国指定史跡吉崎次場遺跡と寺家遺跡を中心に、遺跡からの貴重な出土品を展示しているほか、古文書史料などの歴史資料も展示しています。勾玉づくりや火起こし体験などの古代体験講座やイベントも開催しています。気軽に立ち寄り、羽咋の歴史に触れてみてください。

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