所蔵 金沢大学資料館

金沢城跡本丸跡採集石塔 塔身

公開状況
常設展示なし
時代
室町時代(14世紀中頃)
形態・種別
考古資料
地域
石川県金沢市

本資料は,金沢城跡の本丸跡の塚に置かれていた石塔の塔身です。金沢大学の歴史学者である井上鋭夫(1923-1974)が,城内キャンパス時代に採集しました。1968(昭和43)年に井上が実施した発掘調査に基づけば,塚自体は明治時代以降に築造されたものであると考えられます。本資料は,層塔または宝篋印塔の塔身と見られ,石材には火山礫凝灰岩を用いています。側面の一つに阿弥陀如来と見られる仏体が陽刻されており,その両側面には蓮華座を持つ円相の中に胎蔵界大日如来の種字「ア」がそれぞれ彫られています。高さは43.4cmで,彫り方などの特徴から14世紀中頃に位置付けられます。中世墓に関わる石造物であり,金沢城が築城される前の状況を示す貴重な資料です。

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金沢大学資料館

金沢城からの大学キャンパス移転に際して、前身校から伝わる貴重な資料を長く保存・利用するため、1989(平成元)年に設置されました。
美しい形状の物理実験機器や、100年前のキノコの姿を今も観察できるキノコムラージュ標本などかつての教材が、現代では見て楽しい博物資料となって当館に収蔵されています。
100年前の医学生の勤勉ぶりがわかる時間割表などの文書資料、キャンパス内で発掘された考古資料も数多く保管しています。

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