所蔵 金沢大学資料館
第四高等学校物理実験機器 エジソン氏フォノグラフ 420-01-002-13
- 公開状況
- 常設展示なし
- 時代
- 購入 : 1888(明治21)年~1906(明治39)年
- 形態・種別
- 機器
- 地域
- 製造地 : ドイツ,ベルリン
第四高等学校で使用されていた教育実験用機器の一つです。本資料は,「エジソン氏フォノグラフ」で,いわゆる蓄音機です。「音響学」に関する教育に使用されていました。トーマス・アルバ・エジソン(Thomas Alva Edison)(1847-1931)が1877(明治10)年に発明したフォノグラフを,ドイツ・ベルリンの精密機器・光学機器メーカーであるFERDINAND ERNECKEが製造したものです。音の振動を円筒に巻いた錫箔に針で刻んで記録し,その錫箔の傷を針先でひろって再生します。音声の記録・再生装置の原型を示す貴重な資料です。
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金沢城からの大学キャンパス移転に際して、前身校から伝わる貴重な資料を長く保存・利用するため、1989(平成元)年に設置されました。
美しい形状の物理実験機器や、100年前のキノコの姿を今も観察できるキノコムラージュ標本などかつての教材が、現代では見て楽しい博物資料となって当館に収蔵されています。
100年前の医学生の勤勉ぶりがわかる時間割表などの文書資料、キャンパス内で発掘された考古資料も数多く保管しています。
〒920-1192 金沢市角間町 Googleマップ
TEL 076-264-5215 E-mail museum@adm.kanazawa-u.ac.jp

