所蔵 金沢大学資料館
第四高等学校物理実験機器 ネーレンベルグ氏偏光器
- 公開状況
- 常設展示なし
- 時代
- 購入 : 1889(明治22)年頃
- 形態・種別
- 機器
- 地域
- 不明
第四高等学校で使用されていた教育実験用機器の一つです。本資料は,「ネーレンベルグ氏偏光器」で,「光学」に関する教育に使用されていました。ドイツの物理学者であるヨハン・ゴットリープ・クリスティアン・ネーレンベルク(Johann Gottlieb Christian Nörremberg) (1787-1862) が発明したものです。光がガラス板で反射する際に,光の振動面が限られた部分偏光が生まれるという原理を用いて,偏光の性質の実験を行う装置です。付札の記載から,当時95円であったことが分かります。
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金沢城からの大学キャンパス移転に際して、前身校から伝わる貴重な資料を長く保存・利用するため、1989(平成元)年に設置されました。
美しい形状の物理実験機器や、100年前のキノコの姿を今も観察できるキノコムラージュ標本などかつての教材が、現代では見て楽しい博物資料となって当館に収蔵されています。
100年前の医学生の勤勉ぶりがわかる時間割表などの文書資料、キャンパス内で発掘された考古資料も数多く保管しています。
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TEL 076-264-5215 E-mail museum@adm.kanazawa-u.ac.jp

