所蔵 金沢大学資料館
医学教示図 ダニールゼン 皮膚病図1
- 公開状況
- 常設展示なし
- 時代
- 不明
- 形態・種別
- 掛図
- 地域
- 発行地 : 日本
金沢大学医学類の前身校において,医学教育に使われていた医学教示図の一つです。本資料は,「ダニールゼン 皮膚病図 1」で,頭部に皮膚病を患う男性が描かれています。 原図は,Danielssen,D-C, Boeck,Wilhelm “Traite de la Spedalskhed ou Elephantiasis des Grecs”J-B Bailliere,Paris,1848ではないかと考えられます。ダニールゼン(Daniel Cornelius Danielssen)は,ノルウェー人で,「らい学の父」と呼ばれています。本資料は,ダニールゼンの皮膚病図を,洋画家の山田成章が写し,それをリトグラフ(石版画)多版多色刷にしたものと推測されます。
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金沢城からの大学キャンパス移転に際して、前身校から伝わる貴重な資料を長く保存・利用するため、1989(平成元)年に設置されました。
美しい形状の物理実験機器や、100年前のキノコの姿を今も観察できるキノコムラージュ標本などかつての教材が、現代では見て楽しい博物資料となって当館に収蔵されています。
100年前の医学生の勤勉ぶりがわかる時間割表などの文書資料、キャンパス内で発掘された考古資料も数多く保管しています。
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