所蔵 金沢大学資料館
医学教示図 ブラウネ氏静脈図 5(taf.V)
- 公開状況
- 常設展示なし
- 時代
- 形態・種別
- 掛図
- 地域
- 発行地 : ドイツ,ライプツィヒ
金沢大学医学類の前身校において,医学教育に使われていた医学教示図の一つです。本資料は,「ブラウネ氏静脈図 5(taf.V)」で,右足に走る静脈が青色で細かく描かれ,リトグラフ(石版画)・多版多色刷で鮮やかに印刷されています。資料名にある「ブラウネ氏」というのクリスティアン・ヴィルヘルム・ブラウネ(Christian Wilhelm Braune)(1831-1892)のことで,ライプツィヒ大学の解剖学者です。彼は,冷凍した遺体を裁断したものを紙に写し取りリトグラフ版画にする冷凍裁断図の発明者とされる人物です。
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金沢城からの大学キャンパス移転に際して、前身校から伝わる貴重な資料を長く保存・利用するため、1989(平成元)年に設置されました。
美しい形状の物理実験機器や、100年前のキノコの姿を今も観察できるキノコムラージュ標本などかつての教材が、現代では見て楽しい博物資料となって当館に収蔵されています。
100年前の医学生の勤勉ぶりがわかる時間割表などの文書資料、キャンパス内で発掘された考古資料も数多く保管しています。
〒920-1192 金沢市角間町 Googleマップ
TEL 076-264-5215 E-mail museum@adm.kanazawa-u.ac.jp
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