所蔵 野々市市ふるさと歴史館・野々市デジタル資料館
富(とみ)奥(おく)の虫送り
- 公開状況
- 展示中
- 時代
- 現代まで
- 形態・種別
- 民俗資料
- 地域
- 野々市市富奥地区
富奥の虫送りは、7月中旬に富奥地区において、富奥虫送り保存会によって行われます。芸態は、道中太鼓・送り太鼓・とまり太鼓などを打ち鳴らしながら、松明を手に田んぼを周り、最後に「虫送り」と書いた火縄アーチをくぐって広場に集結、大きな孟宗竹(もうそうちく)を芯にした焚火を囲み、太鼓を乱打します。富奥地区は、太平寺(たへいじ)、下林(しもばやし)、位川(くらいかわ)、三納(さんの)、矢作(やはぎ)、粟田(あわだ)、藤(と)平田(へいだ)、藤平(ふじひら)、清金(きよかね)、末松(すえまつ)、中林(なかばやし)、上林(かんばやし)、上新庄(かみしんじょう)、下新庄(しもしんじょう)の14集落からなり、それぞれの町会ごとに地区の神社等を起点とし、広場に集結します。加賀には源平の合戦で平家の武将、斎藤実盛(さいとうさねもり)の馬が稲株に躓(つまづ)いて落馬し打ち取られ、その怨霊がウンカ虫となり稲に害を与えるとの伝説が知られており、富奥地区では、加賀国守護職の富樫政親(とがしまさちか)がウンカのごとく押し寄せる一向一揆軍に屈し自害、その政親の怨念がウンカに化身、虫害を起こすとの伝説が伝えられています。富奥の虫送りは、稲作地域における伝統行事として、また、太鼓の演舞による芸能的要素を継承するものとして貴重であることから指定となりました。
富奥の虫送りは、7月中旬に富奥地区で行われる伝統行事で、富奥虫送り保存会によって実施されます。太鼓を打ち鳴らし、松明を手に田んぼを巡り、最後に火縄アーチをくぐって広場に集まり、大きな焚火を囲んで太鼓を叩きます。14の集落がそれぞれの神社等を起点として参加します。富奥地区では、かつて一向一揆に敗れた加賀守護富樫政親の怨霊がウンカ虫となって稲に害を与えるという伝説が伝わっています。また、太鼓の演舞による芸能的要素も含まれており、伝統と芸能の両面で貴重な文化として継承されています。
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野々市市ふるさと歴史館は、1992(平成4)年4月に、文化財の展示と整理・収蔵・調査機能を合わせもつ施設として開館しました。国史跡御経塚遺跡に隣接しており、重要文化財に指定されている御経塚遺跡で出土した縄文土器や土偶、石製品等約800点が公開されています。このほか野々市市内の発掘調査で見つかった弥生時代から近世までの出土品などを展示しています。野々市デジタル資料館は平成25年度に開設したデジタルミュージアムで、野々市市に所在する国指定・市指定文化財などを紹介しています。
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