所蔵 のと⾥⼭⾥海ミュージアム

木造伝馬船(五枚船)

公開状況
展示中
時代
平成11年製作
形態・種別
民俗資料
地域
七尾市能登島野崎町

かつて七尾の沿岸地域では、小型の木造船を使って漁をおこなうほか刈り取った稲や肥料などを運搬し、半農半漁の生活が営まれていました。これらの船は底板と横板の接合枚数で三枚船、五枚船などと呼ばれました。中島町瀬嵐や能登島野崎町、三室町で造船がおこなわれていましたが、プラスチック船の登場で1960~65年(昭和30年代後半)には造られなくなりました。この木造船は地元の舟大工・近畑清次氏が昭和30年代当時の造船技術で製作した五枚船(伝馬船とも言う)です。

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のと里山里海ミュージアム

海と山が接する豊かな能登の自然、自然と共に暮らしてきた能登の人々の営みは、2011年(平成23)に世界農業遺産に認定されました。当館は、718年(養老2)に能登国が立国し、1300年後の節目にあたる2018年(平成30)10月に開館しました。能登半島の魅力を発信するとともに、かつて能登国の中心にあった七尾の自然・歴史・文化を紹介しています。
触れられる展示物やクイズ形式の解説、タッチパネル検索など、年齢問わず見て・ふれて・楽しみながら学べる展示のほか、2面の大型スクリーンで能登・七尾の美しい四季や迫力ある祭りの映像をご覧いただける「里山里海シアター」があります。また、屋外の展望台は隣接する国史跡「能登国分寺跡」を一望できるビュースポットです。

〒926-0821 石川県七尾市国分町イ部1番地 能登歴史公園(国分寺地区)内 Googleマップ

TEL 0767-57-5100

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