所蔵 野々市市ふるさと歴史館・野々市デジタル資料館

御経塚遺跡

公開状況
展示中
時代
縄文時代後期中頃〜晩期
形態・種別
考古資料
地域
石川県野々市市

御経塚遺跡は縄文時代後期の中頃から晩期(3,700~2,500年前頃)に長期間存続した北陸を代表する集落跡です。
遺跡は南北約200m,東西約250mの範囲を中心域とし,竪穴建物跡6棟,円形掘立柱建物跡20棟,方形掘立柱建物跡14棟,亀甲形掘立柱建物跡31棟などが検出されています。
集落は中心部の広場を住居が環状に囲み,外縁部が墓域となる構造で,一時期の集落は2 ~3棟の住まいの一群が集落全体に5 ~6群ほど展開していたと思われ,人口は50~80人ほどになります。
出土した土器,石器はおびただしい数にのぼります。このうち4,219点の出土品が国重要文化財に指定されています。
1983(昭和58)年には史跡公園の整備が完成し,東半分は竪穴住居やトチ・クリの実る原生林を復元した学習区域,西半分は簡易なスポーツを楽しむ場として親しまれています。
隣接する野々市市ふるさと歴史館では,2010(平成22)年に重要文化財に指定された御経塚遺跡出土品や市内全域の発掘調査により出土した考古資料を見学することができます。

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野々市市ふるさと歴史館は、1992(平成4)年4月に、文化財の展示と整理・収蔵・調査機能を合わせもつ施設として開館しました。国史跡御経塚遺跡に隣接しており、重要文化財に指定されている御経塚遺跡で出土した縄文土器や土偶、石製品等約800点が公開されています。このほか野々市市内の発掘調査で見つかった弥生時代から近世までの出土品などを展示しています。野々市デジタル資料館は平成25年度に開設したデジタルミュージアムで、野々市市に所在する国指定・市指定文化財などを紹介しています。

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