所蔵 石川県立自然史資料館

イタチザメの歯の化石

公開状況
常設展示なし
時代
大桑層
形態・種別
標本
地域
石川県金沢市

石川県中部から富山県にかけた一帯は,約170~80万年前は海でした。その海底に砂が積もってできたのが大桑層(おんまそう)で,海生の生物の化石が産出しています。当該標本は,金沢市犀川河原に分布する同層から産出したイタチザメ類の歯の化石で,幅が33mm,高さが28mmもあり,大きな個体です。また,歯冠の根元の部分は黒くなっている特徴があります。

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石川県立自然史<br class="sponly">資料館

2006(平成18)年にオープンした自然史系の総合資料館です。石川県の自然(動植物、岩石・化石など)に関する標本資料を集めて保管し、それらの調査研究を行っています。これらの成果を、常設展や企画展・特別展などで公開し、県民の皆様に様々な情報を発信しています。また、第四高等学校で使用された物理実験機器も保管しており、その一部を展示しています。教育普及活動にも力を入れており、標本作製教室や自然観察会・講演会などのイベントを実施し、ふるさと石川の自然に親しみ触れる多様な機会を提供しています。

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