所蔵 石川県西田幾多郎記念哲学館

「人は人吾は吾なりとにかくに吾行く道を吾は行くなり」

公開状況
展示中
時代
不明
形態・種別
美術工芸
地域
不明

西田幾多郎は生涯で約二百首の短歌を詠んでいます。この短歌は,1934(昭和9)年元旦に詠んだ自作の短歌です。当時京都大学を停年退職していた幾多郎は,精力的に著作を執筆していました。ところが,世の中には新しい学問の流行が訪れ,田辺元による幾多郎の哲学への批判も展開されていました。この短歌では,自分の哲学が「真に理解」されていないと感じ,淋しさも感じながら,ひとり思索の道を淡々と歩む心境が詠まれています。
京都「哲学の道」法然院前に,この短歌が刻まれた石碑があります。

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石川県西田幾多郎
記念哲学館

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石川県西田幾多郎<br class="sponly">記念哲学館

全国的にも珍しい「哲学」をテーマとした博物館です。
展示室では、かほく市出身の世界的哲学者・西田幾多郎の業績や人となりを紹介するほか、映像や音声による仕掛けで思考を促す哲学入門コーナーも。
安藤忠雄設計の館内には「思索」と「対話」の場所が用意されており、カフェ、図書館、展望ラウンジも併設し、気軽に利用できるようになっています。

〒929-1126 かほく市内日角井1 Googleマップ

TEL 076-283-6600   E-mail nishida-museum@city.kahoku.lg.jp

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