所蔵 野々市市ふるさと歴史館・野々市デジタル資料館

和同開珎銀銭

公開状況
展示中
時代
708(和銅元)年発行
形態・種別
考古資料
地域
石川県野々市市

和同開珎は708(和銅元)年に発行された銭貨で,日本で最初の流通貨幣であるといわれています。特に銀銭は708年5月に発行し翌年の8月には廃止された鋳造期間の非常に短い貴重なものです。
末松廃寺跡から見つかったものは1961(昭和36)年に末松の住民が末松廃寺跡の金堂跡西側を流れる用水路より採取したもので,この発見を契機として発掘調査の実施,さらには史跡公園の整備につながった歴史的にも重要な資料です。
資料は野々市市有形文化財に指定され,野々市市ふるさと歴史館でレプリカを展示しています。

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野々市市ふるさと歴史館は、1992(平成4)年4月に、文化財の展示と整理・収蔵・調査機能を合わせもつ施設として開館しました。国史跡御経塚遺跡に隣接しており、重要文化財に指定されている御経塚遺跡で出土した縄文土器や土偶、石製品等約800点が公開されています。このほか野々市市内の発掘調査で見つかった弥生時代から近世までの出土品などを展示しています。野々市デジタル資料館は平成25年度に開設したデジタルミュージアムで、野々市市に所在する国指定・市指定文化財などを紹介しています。

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